瞬脳活性(4)
次に英文をフラッシュ表示させてリテインしておいて、それを正確にタイプできるか?という使い方(青線)で使ってみました。
- 結論から言いますと、これは「マイクで発音」ほど楽しく「熱い」使い方ではなかったようです。むしろ発音させておいて、それをリテインしてタイプする(後述する英語漬けのパターンですね)のほうがやっていて面白いし、長続きするのは確かです。
- 原因は数点あるように思います。一つは表示されたものを黙読しておいてリテインするというのは、発音された文章を聞いてリテインするよりかなり能動的な作業です。よってかなり気合が入ってないと続きませんし、疲れます。ただフラッシュさせる時間は変更可能なので最初は長めにしておいて始めたらいいかもです。もう一つはタイプする際のユーザーインターフェースがもう一つで補助・工夫がない、ということです。
- では、発音させて聞いてタイプという使い方はできるのか、という話ですが可能は可能です。しかしそのようにデザインされていないので若干不満が残ります。やるとすれば和文表示モードでクリックして発音させて聞き取ってタイプ、ですが日本文が見えてしまうのがたまにきず。
- タイプする際の補助・工夫がないというのは英語漬けとの比較になりますが、次のようなことです:
- 全文タイプしてそれから確認という作業なのでリアルタイムのフィードバックがない。また、どこが間違ったかが表示されず、結局また一からやりなおしとなる。英語漬けでは間違った瞬間に分かる。
- 英語漬けにあるようなタイプ時の効果音がなく刺激がない。たいしたことでないように思われるかもしれませんが、この差は大きいと思います。あのパシャパシャというタイプ音は「タイプしているぅ!」という気にさせてくれる大事な効果音だと思います。タイプの遅い人でも早く打っているような気にさせてくれますからね。
- ただこれらはあくまでも「英語漬け」との比較ということでの評価です。それ自体が使えないというものではありません。
- 紹介した使い方以外にもいろいろ考えれば使い方があると思います。機能もいろいろ充実しているので全部は紹介していません。最後のページで開発元へのリンクなどを掲示しますのでそちらも参考になさってください。ということでここではソフトの画面などの画像は省いて進みます。